野生のきのこ好きブログ

きのこについての雑記です。きのこ採りの楽しさ、きのこそのものの魅力等、お伝えします。

ハナイグチ

 ハナイグチは僕の一番なじみ深いキノコです。しかし今は写真が無いのでリンク先の画像を見てください。。。

www.kinoco-zukan.net

僕は小学2年生の時からキノコ採りをするようになりましたが、初めて見つけた「美味しくて立派なキノコ」がハナイグチです。カラマツの林に群生するキノコで、行くところへ行けば500M四方に何百何千という単位で発生します。まだ生え始めて時間が経っていないものを幼菌と呼ぶのですが、私はハナイグチの幼菌が大好きです。上のリンク先の右の写真ですね。

まず見た目がかわいい。丸みを帯びたフィルムと赤・黄のグラデーションがものすごく美しいですよね。傘にナメコのようなヌメリがあって、それがテカテカと光っています。リンクの写真では普通に地面から顔を出しているように見えますが、実際はカラマツの落ち葉の下に埋まっていて、ほとんど地面から顔を出しません。ふわふわと積み重なったカラマツの落ち葉から透けて見える傘の赤みを探したり、少しだけ浮き上がった落ち葉をかき分けて探します。落ち葉をかき分けて、ひょっこりコイツが顔を出したときの感動は、ちょっと言葉じゃ言い表せません。

食べ方としては、みそ汁に入れて、ナメコと同じような食べ方するのがお勧めですが、旨味と触感は特に市販のナメコの比では無いですよ。地面から生えているキノコ故か、森の味というか、野生の香りがします。市販のキノコって実は野生でもほとんどが木から生えるキノコなんですね。これについてはまたお話しできればと思います。

ハナイグチは旬の短いキノコで、9月下旬~10月上旬あたりにバーッと発生します。これは地域差もありますね。なので今が旬の終盤といったところ。今年は出るのが遅かったようなので、まだ取りに行けるのではないでしょうか。出るのはカラマツ(リンク張ってます)の林です。それ以外でも出るかもしれませんが、私は見かけたことがありません。当てずっぽうに行っても見つかりませんよ。

ちなみにTwitterで検索してみるのもお勧めです。登録してなくてもOK。

twitter.com

こんな感じですね。そうすると現在の発生状況とか、見えてきます。私はここ数年ぜんぜんキノコ採りに行けておらず、、、このブログも、その悲しみを埋めるためのものですね。明日は仕事です。

 

そのうちメンテして、自前のハナイグチ写真を載せたいと思います。ではでは!